天鳳高段位者による鳴きの判断その3である。

今回も、
元天鳳十段遊走氏のツイートから拝借した。

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状況を整理

特上卓東風戦。
北家。
東3局。

前順に、
テンパイを崩して、9sを落としているので、
白は切れなかったのだろう。

確かに、白はこの場況的に打ちづらい。

特に、ピンズの染めっぽい
上家にかなり危険。

しかし、
ここで、ノーテンで終わってしまうと、
対面と下家もオリてるっぽいので、
上家と4000差が縮まる。

ラス回避をしたい局面で、
この差はでかい。

もし、上家が一人テンパイの場合、
上家の点数は、17100になり、
自分は18800になる。

リードはしているものの、
次順のオーラスに少しでも余裕を残すために、
ここはなんとか自分もテンパイで終わりたいところだ。

そこで活きるのが※ケイテンの技術である。
※ケイテンとは形式テンパイのこと。

ちなみに、
あのASAPINも、
ケイテンに関して、
自著、超精緻麻雀でこのように語っている。

いずれは形テンについてだけをただひたすら書き続けた本を一冊出したい

超精緻麻雀p161 形テンを取る為の鳴きより

ケイテンの重要性に関してはわかってもらえたと思う。

遊走の考え

下記は遊走氏の見解である。

上家が次巡ラスツモ

上家が次巡ラスツモの時。
今回は、上家が次巡ラスツモであり、自分のツモ番が無い。
もし鳴けば、次の巡目で、自分のツモ番が出来る。

また、
自分のツモ番が増えるだけでなく、
上家の牌を鳴くことが出来るようになり、
テンパイ出来る確率さらに上がる。

上家が自分の有効牌を切る

今回のこの状況では、
対面と下家がともに降りている。

さらに上家は、
ピンズのホンイツ模様で、
現状、ラス目であり、
打点も十分。

基本的に、
どんな牌を引いてもオリることは無いだろう。

さらにケイテンに必要な
2s5sはピンズのホンイツ気配の上家には不要な牌であり、
もし上家が2s5sをツモれば、
かなりの高確率で切ることが予想される。

 河底で余る牌が比較的安全牌

今回の場合、
ホウテイで余る牌は1mであり、
安全牌である。

最終局面で、
2s5sをツモりテンパイしたとしても、
ホウテイで危険牌を切らなければいけなければ、
あまり意味がない。

この場況で、
上家に放銃だけは絶対に避けたいところだ。

しかし、今回余る牌は1m
ほぼほぼ安全牌である。

以上の理由で、

麻雀は河底が鳴けない為、この牌を鳴く事でテンパイの可能性が
「自ツモ1回」から「上家打牌が有効牌の場合」の分だけ増える

といえ、
あの1mを鳴かないよりも鳴いた方が、
形テンを取れる確率が上がると言えよう。

総評

細かい技術だが、
ケイテン取りは非常に重要な技術である。

さらに詳しくケイテンに関して知りたい人は、
是非ASAPINの超精緻麻雀を実際に手にしてもらえたらと思う。

細かい技術だが、
徹底して雀力向上に努めたいと思う。